萩沢写真館/「街を歩く」

Hagisawa Photo Gallery with Machi wo Aruku

赤い廃屋を一歩離れて  

赤い廃屋を一歩離れて

category: 写真(篠有里)

thread: ある日の風景や景色 - janre: 写真

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うまれかわる肉まん  

生まれ変わるサークルKの肉まんのぼり

category: 写真(篠有里)

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新タマネギと日常  

窓辺の新タマ

category: 写真(篠有里)

thread: ある日の風景や景色 - janre: 写真

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ごみにゅうと読んでしまう…  

H町フキとゴミ入れ

category: 写真(篠有里)

thread: ある日の風景や景色 - janre: 写真

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懐かしい看板  

英会話のジオス

category: 写真(篠有里)

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Symptom 20161020(№36)(お萩)  

再々掲Symptom36番

ありきたりの文句で始める。真夜中にかかってくる電話にロクなものはない。日付のかわろうとするころ、携帯電話が鳴る。見慣れない電話番号に少し躊躇してから、6度目のコールで出る。実家の母親だった。伯父が亡くなったらしい。


母は、家を一度出てから、やたらと新機種の携帯電話を求めたり、買い換える車の種類で真剣に悩んだり、旅行雑誌を大量に買い込んだり、そんな小さな、しかしそれ以前の彼女には不釣合いの堅実ではない遊びグセをつけて戻ってきた。そんな母親の適当さが発端となって起こったうちの家庭解散の危機と、それに介入し、さらに不味いことに仲介に失敗したことによる本家とのギクシャクした関係で、誰がこう言っただのあそこでこう言われただの、親戚一同の仲は滅茶苦茶だった。そして母親はどちらかというとその伯父を悪く言っていた側のはずだったが、その伯父が息を引き取った、と母親から電話があった。


母親の姉が、その伯父の妻だった。母親の姉、つまり伯母は15年前に家を出て以来、伯父のところへは戻っていない。彼の3人の息子達(つまり俺のいとこだ)も伯父へは寄りつかない。伯父の息子の子達、つまり彼の孫の誕生日や家族のクリスマスパーティーは、公団住宅に住む伯母の家でいつも定期的に伯父抜きで行なわれた。伯父は新築一戸建ての吹き抜けのモダンな広い居間の掘りごたつに座り、ひとり百科事典をめくっていた。


子供の頃、俺は伯父が、なぜ目的もないのに事典を読むのか理解できなかった。だって事典は何かわからないことを調べるときに使うものだろう?孫の誕生日の日もクリスマスの日も、そしてもちろん雛祭りと端午の節句にも、そのがらんとした大きすぎる空間で、卑屈なサルのような面相の貧弱な体躯の1人の年老いたタクシー運転手は、ウイスキーをちびりちびりとやりながら、目的もなく事典を繰る。百科事典をめくることで、彼は何を知りたかったのだろうか。彼は知りたかったことを知って、世を去ることができたのだろうか。


今となってはそれは誰も知らない。

category: 写真+テキスト(お萩)

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自転車置場と幻想  

市営住宅自転車置き場ガラス越し

category: 写真(篠有里)

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弁当屋と高所作業車  

ほっかほっか亭の高所作業車

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Symptom 20161018(№35)(お萩)  

再々掲Symptom35番

2004年11月21日、日曜日。彼は、故郷の駅裏の必要なもの以外は一切置いてないというタイプのビジネスホテルの一室で、4年ぶりに高校時代の部活動の先輩と携帯電話で話をしていた。硬貨を入れるとスイッチが入るタイプのテレビジョンでは、有名無名のタレント達が自分達の芸名の画数占いに一喜一憂していた。


「想像してみて。あなたは中国の古い王朝の皇帝で、私はその妃なの。そしてあなたの帝国は、大移動してきた北方の異民族によって、今まさに征服されようとしているの。あなたと私はその様子を、異民族に囲まれた宮殿の窓から見ている。城下町の方々からは煙が上がってるの。」


「わからないな。そんな想像をすることに意味があるのだろうか。僕たちは、よりよく生きようと思うからこそ、悩み、苦しむんだ。現状を変えたいと思うから、辛い気持ちになるんだ。希望を持つから絶望する。未来という時間を自覚的に捉えることができる。それが人間と動物の違いだ。人は、未来を変えられる。先のことを考える。動物にそれはできない。彼らにあるのはその瞬間の快不快だけだ。だから僕たちは、明日の希望のために今日の絶望を耐えるんだ。」


電話を切ったあと、彼はまるで初めからそう決めてあったかのようにニンジンをベッドサイドの戸棚から取り出すと、それを口にくわえた。携帯電話での会話から17分後、ニンジンから発射された一発の弾丸が彼の脳天を貫き、脳漿を水墨画の掛け軸いっぱいにぶちまけ、絶命させた。それはさながら、和をテーマにした現代芸術のようだったと、隣室の宿泊客からの通報で駆けつけた斉藤守巡査(27)は語った

category: 写真+テキスト(お萩)

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軽・軽・軽  

MINPAI駐車場軽軽軽

category: 写真(篠有里)

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